米海軍は3Dプリントミサイルを使用する予定

米海軍は3Dプリントミサイルを使用する予定
米海軍のトライデントミサイルは初めて3Dプリント部品を使用しました。ミサイルのテストは成功しており、3Dプリント技術により部品の設計と製造時間が半分に短縮されました。



兵器メーカーのロッキード・マーティンによると、米海軍は初めて弾道ミサイル計画に3Dプリンターで製造した部品を使用し、このプロセスにより製造時間が大幅に短縮されたという。ロッキード・マーティンは3月18日の声明で、ミサイルのテストは成功し、3Dプリント技術により当初計画の半分の時間で部品の設計と製造が可能になったと述べた。


第6世代トライデント2 D5弾道ミサイルは、ミサイルのケーブルコネクタを保護するために3Dプリントで製造されたコネクタ背面カバーを使用しています。海軍報道官ジョン・ダニエルズ氏は、新しい部品は「適合性、形状、機能の基準を満たしているか、それを上回っている」と述べた。この部品はアルミニウム合金で作られており、幅はわずか約1インチ(2.5 cm)です。


トライデント II D5 弾道ミサイルは、海上配備型抑止力プログラムの開始以来、米国海軍が配備している第 6 世代のミサイルです。トライデントII D5弾道ミサイルは1989年に設計が完了して以来、160回の飛行に成功しており、世界で最も信頼性の高い大型弾道ミサイルの1つです。

このミサイルは、従来のポラリスミサイルとポセイドンミサイルに代わるものとして、米海軍のオハイオ級潜水艦と英国のロイヤル・ヴァンガード級潜水艦に配備されている。射程距離は約4,000海里(7,400キロメートル)である。

ロッキード・マーティンは1955年以来、海軍の戦略ミサイルパートナーとなっている。さらに、ロッキード・マーティンは英国海軍にプロジェクト管理およびエンジニアリング サービスも提供しています。

出典:ロイター(翻訳:魏延華、編集:曽宇)

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