クロマティックのポリウレタン3Dプリント素材が航空機内装での使用を承認

クロマティックのポリウレタン3Dプリント素材が航空機内装での使用を承認
出典: グローバルポリウレタンネットワーク

3D 印刷技術企業 Chromatic 3D Materials は、同社の熱硬化性ポリウレタンが 14 CFR (連邦規則集) の垂直燃焼試験に合格し、耐空難燃性基準に準拠していることを実証したと報告しています。評価が成功したということは、耐摩耗性材料を使用して、収納コンパートメントやトリムパネルの弾力性のある部品、ダクト、貨物ライナー、布製シールなどの用途を含むさまざまな航空宇宙部品を 3D プリントできる可能性があることを意味します。


米国ウィチタ州立大学の国立航空研究所 (NIAR) が実施したテストでは、Chromatic が 3D プリントした特定のポリウレタンが、航空機内装の適合性に関する米国の基準を満たしていることが示されました。

特に、同社のChromaLast 65、ChromaMotive 70、ChromaFlow 90製品はすべて12秒間の垂直燃焼テストに合格しており、航空機の床材、織物やシートクッション、装飾部品、キッチン家具、電気導管、断熱部品、パイプ、貨物ダネッジなどに適しています。さらに、ChromaLast 65 と ChromaFlow 90 はどちらも 60 秒間の垂直燃焼テストに合格しており、内装パネル、ギャレー、座席下の収納スペースに使用できます。

これらの重要な要件を満たしたため、Chromatic は現在、航空宇宙市場向けに積層造形用の RX-AM 材料および技術プラットフォームを提供する予定です。この技術の利点としては、小規模から中規模のバッチ製造におけるツールコストの低減、コスト効率の高い試作および多品種生産などが挙げられると言われています。さらに同社によれば、RX-AM によりオンデマンドで部品を 3D プリントすることも可能になるという。

「付加製造は製品設計とサプライチェーンに革命を起こす可能性がありますが、それはすべて利用可能な材料の種類から始まります」と、クロマティックの創設者兼 CEO であるキャロリン・ミラーは述べています。「航空業界は最も厳格な材料要件を課す業界の一つであり、国立航空研究所のテスト結果でクロマティックの材料が見事に合格したことが確認されたことを非常に嬉しく思います。クロマティックの工業用強度ポリウレタンは、自動車、家具、アパレルなど、安全で難燃性の材料を必要とする航空業界やその他の業界で 3D プリント アプリケーションへの扉を開くものと信じています。」



材料、航空、装飾、航空機

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