時速141キロメートル!世界初のアルミニウム 3D プリントドローンが新たな速度記録を樹立

時速141キロメートル!世界初のアルミニウム 3D プリントドローンが新たな速度記録を樹立


ドローンの開発に 3D プリント技術を使用するのは目新しいことではありません。この方法には、高速、柔軟性、低コストという利点があるからです。 3D プリントされたドローンは、いくつかの面 (品質や性能など) ではまだ従来のドローンより劣っていますが、現在の 3D プリントの非常に速い開発速度を考えると、この状況はすぐに変わるでしょう。これは最近、オーストラリアの3DプリントドローンチームFusion Imaging (FI)によって実証されました。同チームが新たに開発した世界初のアルミニウム3Dプリントドローンは、驚異的な時速141kmという最速記録を樹立しました。



Antarctic Bear によると、このドローンは実際には有名な 3D プリント サービス プロバイダー Shapeways によって開発されたもので、同社は最も有名なドローン ショップである FI チームに、新しい未加工のアルミニウム 3D プリント材料のテストを依頼したとのことです。 3D プリントされた部品はすべて、直接金属レーザー溶融 (DMLM) プロセスを使用して製造されています。新素材で作られたこれらの部品は、高強度ナイロンよりも強度が高いだけでなく、非常に軽量で耐熱性にも優れています。



ドローンのデザインは、プロのデザイナーであるHaydn Bao氏が担当しました。彼は強力な Lumenier 2206 モーターを選択し、ワイヤーとバッテリーを保護するために 3D プリントされたカンチレバーを設計しました。

以下は、FI チームが実際にこのドローンをテストしているビデオです。観終わった後には、テクノロジーの力って本当にすごいなとため息が出ること間違いなしです!



さらに読む: 「MyMiniFactory と Parrot が共同でドローン設計コンテストを開催」 「米軍が 3D プリントドローンを 2017 年の重要な探索実験プロジェクトに挙げる」

3ders経由
南極のクマ

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