MetalFAB1金属3Dプリンターがシグマラボの溶融プール監視機能を正式に採用

MetalFAB1金属3Dプリンターがシグマラボの溶融プール監視機能を正式に採用
Antarctic Bear の紹介: 金属 3D プリンター メーカーにとって、優れた印刷品質を得るには、優れたハードウェア設備だけでなく、ソフトウェアの役割も無視できません。

2020年9月15日、Antarctic Bearは海外メディアから、金属レーザー粉末床溶融結合(PBF)メーカーのAdditive Industriesが、積層造形品質保証ソフトウェアサプライヤーのSigma Labsとの新たな提携を発表したことを知りました。
このコラボレーションにより、Additive IndustriesのMetalFAB1プリンターに溶融プール監視機能が統合されます。 Sigma Labs PrintRite3D は、MetalFAB1 3D プリンターに溶融プール監視ソリューションを装備した、金属付加製造 (AM) 品質保証 (IPQA) 用のソフトウェア パッケージです。

統合された品質管理ソフトウェアは、最大 4 つのレーザーを搭載できる Additive Industries の 3D プリンターにとって貴重な追加機能です。

「当社のエンジニアリング チームは、センサー データを処理し、クアッド レーザー プリンター向けにほぼリアルタイムの視覚化を実現する高性能コンピューター プラットフォームを設計および構築することで、金属 3D 印刷における画期的な成果を達成しました」と、Sigma Labs の社長兼 CEO である Mark K. Ruport 氏は述べています。「Additive Industries のような業界リーダーと協力して金属 3D 印刷の産業化を加速できることを非常に嬉しく思っています。MetalFAB1 は優れたプリンターであり、PrintRite3d Ready として認定されたことを光栄に思います。」
△MetalFAB1は「PrintRite3D Ready」として認定されました。画像はAdditive Industriesより提供。この発表に先立ち、Additive Industriesは5年間にわたりPrintRite3D製品の評価を行ってきました。当初、Additive Industriesは、Sigma LabsのPrintRite3DシステムをMetalFAB1プロトタイプに統合して評価するための非独占ライセンスを購入しました。 Additive Industries はその後、Sigma Labs の OEM パートナー プログラムに参加し、Sigma の PrintRite3D ソフトウェアを自社の積層製造装置に組み込んで再販しました。

現在、両社はMetalFAB1プリンターをPrintRite3D Readyとして指定する認証プロセスを完了しました。さらに、既存および新規の MetalFAB1 顧客は、Sigma Labs の PrintRite3D を購入して自社の 3D 印刷プラットフォームに追加することができ、後処理コストの削減、材料の無駄の削減、早期の欠陥検出、独立したサードパーティの品質保証、部品認定の迅速化など、エンドユーザーにとってのメリットが得られます。

△MetalFAB1 3Dプリンター(画像提供:Additive Industries)
Sigma Labs は、積層造形ハードウェアおよびソフトウェア サプライヤー、OEM、研究開発機関、大学、航空宇宙、医療、自動車、石油・ガス業界の大手メーカーとの戦略的パートナーシップを通じて、特許取得済みの PrintRite3D ソフトウェア テクノロジーを市場に拡大することを目指しています。

少し前に、シグマは2020年第1四半期の財務報告を発表しましたが、総収益は221,730米ドルで、2019年第1四半期の64,450米ドルと比較して、前年比244%の増加となりました。


出典: 3dprint


Sigma Labs、Additive Industries、溶融プール監視、ソフトウェア

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